ペーパーバック出版(製本) の流れ
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ペーパーバック出版(製本) の流れ
📖 KDPペーパーバック出版の手順
1. 原稿データを仕上げる
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Writer で編集した本文を PDF形式で保存
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ページサイズ:6×9インチ(152.4×228.6mm)
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余白:上下左右 12.7mm 以上(特に「内側」は推奨 19mm)
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画像:解像度 300dpi 以上推奨
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章ごとの改ページや「材料1ページ内ルール」も PDFで崩れないか確認
👉 この PDFが 本文データ になります。
2. 表紙データを用意する
ペーパーバック出版では、表紙は1枚のPDFにまとめます。
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必要なもの:
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表1(表紙)
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背表紙(ページ数によって幅が変わる)
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表4(裏表紙)
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KDPの「表紙テンプレート」ジェネレーターで本のサイズとページ数を入力すると、ガイド付きテンプレート(PDF/PNG)が入手できます。
👉 KDPカバーテンプレート -
それに合わせてデザインすればOK。
(背表紙の文字は100ページ未満だと入れられません)
3. KDPにアップロード
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「+ペーパーバック」を選択
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入力する情報:
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タイトル・副題
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著者名
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本の説明文
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キーワード(検索対策)
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カテゴリー(例:料理、国際文化、歴史など)
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ISBN(KDPで無料発行可能)
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4. 原稿と表紙をアップロード
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本文:Writerから作ったPDF
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表紙:テンプレートに従って作成したPDF
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アップロード後、KDPプレビューでページずれや余白不足がないか確認
5. 印刷・価格設定
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印刷タイプ:白黒 or カラー
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紙質:クリーム or 白
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販売地域:全世界(Amazon.com / .co.jp など)
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価格を設定すると、自動で印税が計算されます(通常は定価の60%が著者印税)
6. 出版
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最終確認して「出版」ボタンを押す
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Amazonで数日以内に販売開始
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読者が注文するたびに Amazon が印刷&発送してくれる(在庫を持つ必要なし)
🔑 ポイント
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必ず「PDFをKDPプレビュー」で確認(余白や画像が切れやすい)
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ページ数が多いほど背表紙の幅が太くなる
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販売開始後も原稿や表紙の差し替えが可能
LibreOffice Writer から PDF形式で保存(エクスポート) する方法
🔧 WriterでPDF保存する手順
方法① メニューから
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上部メニューの 「ファイル」 をクリック
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「PDFとしてエクスポート」 を選択
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「名前を付けて保存」とは別に、専用の項目があります
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ダイアログが開くので、保存場所とファイル名を指定
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「保存」を押すと PDF が作成されます
方法② ツールバーのボタンから
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上のツールバーに「📄 PDFアイコン(虫眼鏡付きの白い紙)」がある場合は、それを押すだけで PDFに変換できます
方法③ ショートカット
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Windows:
Ctrl + Shift + E -
Mac:
⌘ + Shift + E
これでも「PDFエクスポート」のダイアログが開きます
📌 ポイント
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ダイアログで「範囲」を選べば 全ページ or 一部ページだけPDF にできます
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KDP用なら「全ページ」を選択
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必ず6×9インチ設定のままPDF化してください(これがKDPペーパーバックに直結します)
これで KDP ペーパーバック用の 本文PDFデータ が準備できました。
✅ 次にやること
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PDFの確認
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開いてページが崩れていないか確認
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材料や手順がちゃんと1ページに収まっているか
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画像が切れていないか
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ページサイズが「6×9インチ」になっているか
👉 もし不安なら「ファイル → プロパティ」で用紙サイズを確認できます。
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表紙データの準備
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本文PDFと同じサイズ(6×9インチ)で作成
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表1(表紙)+背表紙+表4(裏表紙)を1枚のPDFにまとめる必要があります
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これには KDP の「カバーテンプレート」が便利です
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KDPにアップロード
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KDPにログインして「+ペーパーバック」を選び、
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本文PDF(いま作ったもの)
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表紙PDF(これから作成するもの)
をアップロード
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📌 ここでご提案ですが…
次の作業を「本文PDFのチェック」と「表紙作り」に分けて進めるとスムーズです。
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